嬉しい事のはずなのに何故か憂鬱で元気が出ないとき

昇進や就職、入学、結婚、出産、人間関係がうまくいったときなど、人生において喜ばしいことなのに、気分が沈んでしまうことがあります。

嬉しいことがあった瞬間は嬉しいのですが、その次の日になると何故か憂鬱になってしまうこともあります。

この症状は環境の変化によるプレッシャーやストレスが原因と言われています。自分でも気付かないうちにストレスをため込んでいるかもしれません。そんな時はどう対処すればいいでしょう?

頑張った功績が認められたのに

例えば、課長職から部長に昇進し、周りからも「おめでとうございます」と言われ、家族も喜んでくれている。なのに何故か憂鬱で、今までのように仕事に打ち込めない。

本人も真面目に仕事をこなしてきて、会社にもその頑張りが認められて本来ならば嬉しいはず。

ですが、会社における責任が一段と重くなったことやたくさんの部下をどう指導していこうかと考えた時、ストレスを感じてしまうことがあるのです。

こんな状態を「昇進うつ」と言いますが、昇進の他にも人生の大きな出来事でふと気付くと無気力になってしまう人がいます。

会社で昇進した場合は、昇進による責任感やプレッシャーなどがストレスになるという因果関係がはっきりしたものですが、因果関係のはっきりしない場合も多々あります。

例えば、今まで人と仲良く出来なかったのに、ある事がきっかけで人間関係がうまくいって、遊びに誘われたという場合。

その時は人間関係がうまくいって嬉しくても、後から何故か憂鬱になってしまうケースもあり、その場合は因果関係がはっきりしないですね。

そういう状況に陥っている人達は急激な環境の変化に心が追い付けず、周りから祝福の言葉をもらっても素直に喜べない自分を責めてしまうという悪循環に陥ります。

自覚がなくても心や体はストレスを感じています

本人に「昇進うつ」の自覚がなかったとしても夜眠れなくなるなど、心は重荷を感じている場合があります。無意識のうちにストレスをため込んでしまい、気がつくと今までこなせていた仕事すらミスを連発してしまう。そんな状態になってしまったら、まずは専門医に相談をしてみましょう。とりあえず眠れるようにお薬をもらうだけでもそこから抜け出すことは可能です。

負担を減らすことは悪いことではありません

ストレスを減らすためには自分ひとりで何でもこなそうとせず、負担を減らすことが大切になってきます。ところが真面目で何でも一生懸命な人は周りに仕事を頼んで負担を減らすことに罪悪感を覚えてしまいます。

ですが自分は上に立つ人間なのだからこれくらいは、と色々背負い過ぎてしまい、プレッシャーで潰れてしまっては意味がありません。それに他の人の手を借りることは決して恥ずかしいことではありません。

ひとりで頑張り過ぎないで、周囲の人の力を借りてみんなで仕事を進めていけばいいのです。

薬なしでも治療できる場合もある

昇進うつや産後うつの場合は抗うつ薬を飲まなくても、カウンセラーに相談するだけで気持ちが楽になり、薬は飲まなくていい場合もあります。母乳で赤ちゃんを育てているお母さんも安心して治療に取り組めます。

まずは誰かに話すことによってストレスを解消していきましょう。

何故か憂鬱で元気が出ないなと思った時にはもっと周りの人を頼って良いのです。家族や友人と会話する時間を持つだけで昇進うつから逃れることも可能です。

ひとりで思い悩まず、休養もしっかり取りながら気持ちに余裕を持てるように心がけてみてください。誰かに相談したり、話を聞いてもらうことは恥ずかしいことではありません。

苦しい時には「苦しい」と言っていいのです。変にプライドを気にするより、相談してスッキリした方が心も体も楽になりますよ。

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